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家庭菜園ブログ in 北海道

自宅の庭やベランダ、プランターでの菜園、ガーデニングの様子を書いています。

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2024年 04月 25日|comment(-)

アイヌネギ (行者ニンニク) を増やす - 分けつ

「アイヌネギ (行者ニンニク) 栽培」 の項で触れた通り、アイヌネギは1つの株が枝分かれする 「分けつ」 によって増やす事ができます。
この方法を用いる事より、種から増やすより短期間、かつ容易に増やす事が可能になります。

今日は 「分けつ」 の具体例を紹介します。

アイヌネギ 行者ニンニク

写真一番手前の物が 「分けつ」 した株です。
根元が網目模様の皮に包まれて、そこから2つの株が出ています。

アイヌネギ ギョウジャニンニク アイヌネギ 行者ニンニク 分けつ

分けつした株を掘り起こしてみた所。
根元で1つにながっています。

アイヌネギ ギョウジャニンニク

株分けは手で行います。
出来るだけ根に近い部分を両手で掴み、揺すりながら左右に軽く引っ張りつつ、割るような感じで二つに裂きます。
力を入れすぎると根が千切れてしまいますから、優しくです。
固いものはナイフを使って切断しても構いませんが、根を切らないように (`・ω・´)ノ

あとは個別に、深めに植えなおして完了です。
これで早ければ翌年には、再び 「分けつ」 するくらいの大きさまで育ってくれます。
自生している太目の株を20株程取ってきて移植してやれば、翌年には30~40本、数年後に再び分けつすれば60~80本程度まで増やす事も可能です。

近年の山菜取りブームや、アイヌネギの 「血液サラサラ効果」 などが知られた事により乱獲され、自生のアイヌネギは年々減少していると聞きます。
種から育てるのは大変ですから、栽培物は 「分けつ」 で増やし、取れた種は山菜取りに行ったついでに蒔いてくるというのはどうでしょうか?

これからは自然の山菜も山菜ハンターの努力で育てる時代なのかもしれません (`・ω・´) シャキーン
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