はい、今日もアイヌネギです(笑)
今日のアイヌネギは御覧の通り。
内地 (本州の事です) では、すでに花も終え枯れ始めているようですが、
こちらは、やっと蕾の茎が伸び始めた状態です。
で、今日の話題は 「アイヌネギ (行者ニンニク) とスズランの見分け方」 です。
まずは下の写真を御覧下さい。
コレは我が家の庭にあるスズランです。
ん~確かに、こうして見ると、赤茶色の茎と、そこから伸びる緑の葉っぱがよく似ていますね。
自然のアイヌネギを見た事が無い方なら、間違っても無理はないかもしれません。
では以下の写真ではどうでしょうか?
アイヌネギ (クリックして大きな画像で御覧下さい)
スズラン (クリックして大きな画像で御覧下さい)
アイヌネギと比べて、スズランの葉の部分はかなり尖っていますね。
こうして比べて見ると、かなり違う事が分かります。
続いて、葉が開き始めたスズランの様子です。
スズラン (横)
スズラン (上)
コレはもう明らかに違いますね。
アイヌネギの葉は 「ハリセン」 の様に折りたたまれた状態で茎内に収まっているのに対し、
スズランはクルクルっと巻かれた状態で収まっているため、葉の開き方がまるで違います。
今年は、すでにアイヌネギ狩りのシーズンは終わってしまいましたが、来年以降 「アイヌネギ狩りをするぞ」 と思っている方の参考になればイイなと思って書いてみました。
どうしても区別が付きにくい場合は、臭いを嗅いでください。
小さな芽でもアイヌネギは強力なニンニク臭がしますから、一発で見分けが付きます(笑)
ちなみに、この記事内のスズランの写真は、全て今日 (5月21日) 撮ったものです。
一方のアイヌネギの写真は、4月上旬~中旬の頃の写真です。
つまり、アイヌネギの方が遥かに早く芽を出して、成長するんですね。
ですから、アイヌネギ狩りに行って、間違ってスズランを取って来る確率は低いと思いますが・・・
場所によって変わってくる可能性もありますから、一応、参考までにって事で。
アイヌネギ (クリックして大きな画像で御覧下さい)
最後にもう一度。
コレがアイヌネギ (行者ニンニク) の芽ですよ。
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