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家庭菜園ブログ in 北海道

自宅の庭やベランダ、プランターでの菜園、ガーデニングの様子を書いています。

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2025年 01月 16日|comment(-)

アイヌネギとスズラン

はい、今日もアイヌネギです(笑)

アイヌネギ ギョウジャニンニク

今日のアイヌネギは御覧の通り。
内地 (本州の事です) では、すでに花も終え枯れ始めているようですが、
こちらは、やっと蕾の茎が伸び始めた状態です。


で、今日の話題は 「アイヌネギ (行者ニンニク) とスズランの見分け方」 です。
まずは下の写真を御覧下さい。

スズラン

コレは我が家の庭にあるスズランです。
ん~確かに、こうして見ると、赤茶色の茎と、そこから伸びる緑の葉っぱがよく似ていますね。
自然のアイヌネギを見た事が無い方なら、間違っても無理はないかもしれません。
では以下の写真ではどうでしょうか?

アイヌネギ 行者ニンニク
アイヌネギ (クリックして大きな画像で御覧下さい)

スズラン
スズラン (クリックして大きな画像で御覧下さい)

アイヌネギと比べて、スズランの葉の部分はかなり尖っていますね。
こうして比べて見ると、かなり違う事が分かります。

続いて、葉が開き始めたスズランの様子です。

スズラン
スズラン (横)

スズラン
スズラン (上)

コレはもう明らかに違いますね。
アイヌネギの葉は 「ハリセン」 の様に折りたたまれた状態で茎内に収まっているのに対し、
スズランはクルクルっと巻かれた状態で収まっているため、葉の開き方がまるで違います。

今年は、すでにアイヌネギ狩りのシーズンは終わってしまいましたが、来年以降 「アイヌネギ狩りをするぞ」 と思っている方の参考になればイイなと思って書いてみました。

どうしても区別が付きにくい場合は、臭いを嗅いでください。
小さな芽でもアイヌネギは強力なニンニク臭がしますから、一発で見分けが付きます(笑)

ちなみに、この記事内のスズランの写真は、全て今日 (5月21日) 撮ったものです。
一方のアイヌネギの写真は、4月上旬~中旬の頃の写真です。
つまり、アイヌネギの方が遥かに早く芽を出して、成長するんですね。
ですから、アイヌネギ狩りに行って、間違ってスズランを取って来る確率は低いと思いますが・・・
場所によって変わってくる可能性もありますから、一応、参考までにって事で。

アイヌネギ
アイヌネギ (クリックして大きな画像で御覧下さい)

最後にもう一度。
コレがアイヌネギ (行者ニンニク) の芽ですよ。
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行者ニンニクレシピ第二弾 アイヌネギチャーハン

今日の夕食は 「アイヌネギ(行者ニンニク)入りチャーハン」 でした。

アイヌネギ 行者ニンニク

作り方は簡単。
普通のチャーハンにアイヌネギを入れただけです(笑)
まぁ、それだと芸が無いので、我が家では一工夫。

1.特製ガーリック(?)オイルを使用!
2.特製ガーリック(?)醤油を使用!

前者はアイヌネギを漬け込んだサラダ油。
後者は定番の 「アイヌネギの醤油漬け」 に使用した醤油なんですけどね(笑)
それらを隠し味に使っただけなのですが、これが

ウマ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━!!!!!

自分で言ってりゃ世話ないですが、メチャ美味いですよ!
もう、丸ごとアイヌネギって感じです。
是非お試しあれ~。

アイヌネギ (行者ニンニク) を増やす - 分けつ

「アイヌネギ (行者ニンニク) 栽培」 の項で触れた通り、アイヌネギは1つの株が枝分かれする 「分けつ」 によって増やす事ができます。
この方法を用いる事より、種から増やすより短期間、かつ容易に増やす事が可能になります。

今日は 「分けつ」 の具体例を紹介します。

アイヌネギ 行者ニンニク

写真一番手前の物が 「分けつ」 した株です。
根元が網目模様の皮に包まれて、そこから2つの株が出ています。

アイヌネギ ギョウジャニンニク アイヌネギ 行者ニンニク 分けつ

分けつした株を掘り起こしてみた所。
根元で1つにながっています。

アイヌネギ ギョウジャニンニク

株分けは手で行います。
出来るだけ根に近い部分を両手で掴み、揺すりながら左右に軽く引っ張りつつ、割るような感じで二つに裂きます。
力を入れすぎると根が千切れてしまいますから、優しくです。
固いものはナイフを使って切断しても構いませんが、根を切らないように (`・ω・´)ノ

あとは個別に、深めに植えなおして完了です。
これで早ければ翌年には、再び 「分けつ」 するくらいの大きさまで育ってくれます。
自生している太目の株を20株程取ってきて移植してやれば、翌年には30~40本、数年後に再び分けつすれば60~80本程度まで増やす事も可能です。

近年の山菜取りブームや、アイヌネギの 「血液サラサラ効果」 などが知られた事により乱獲され、自生のアイヌネギは年々減少していると聞きます。
種から育てるのは大変ですから、栽培物は 「分けつ」 で増やし、取れた種は山菜取りに行ったついでに蒔いてくるというのはどうでしょうか?

これからは自然の山菜も山菜ハンターの努力で育てる時代なのかもしれません (`・ω・´) シャキーン
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